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ゆでガエル

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 2024年は元旦より能登半島の大地震、日航機と海保機の接触炎上事故など、心が痛む大災害や事故からスタートしました。

 一方では、コロナからの完全復活をとげる日本企業も増加するという明るい面もあります。そういった意味では、公的支援に頼らざる得なかった3年間を経て、自助努力により経営をしていく年、ある意味真価を問われる1年になることだと思います。このような切り替えの1年に最も気をつけなければいけない点は、【ゆでガエル】にならない!ということです。

 周知のこととは思いますが改めて【ゆでガエル現象】とは?を調べてみました。

「ゆでガエル現象」変化がゆっくり進行する中で、人々がその変化に気づかずに適応してしまう様子を指します。この表現は、カエルを沸騰したお湯に入れ、温度をゆっくり上げていくと、カエルがその変化に気づかずに最終的には沸騰して死んでしまうという物語に由来しています。

 具体的には、売上げが徐々に低下しているのに、外部環境のせいにして、いつかは回復するはずだと従来通りのやり方に固執しているうちに会社が傾いたり、長年売ってきた商品だから必ずニーズがあるはずだと製造を続けているうちに在庫の山を築いたり、いままでもなんとかなったから、気付づいていながら、そのうちに何とかなると楽観しているうちに重大な事態に陥るのです。

 本年は急激なシフトチェンジの1年だと思います。いままではローギアで運転せざる得なかった状況を、トップギアにもっていける企業は成長をしていきますし、シフトチェンジができない企業は、ゆでガエルのまま厳しい状況に陥る可能性もあります。そういった意味では、今後の未来を占う大きな分岐点となる1年になると思いますので、皆さま気を引き締めてゆでガエルになるないようにお気を付けください!

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アキバの士業
アキバの士業
士業経営者(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・宅地建物取引士・CFP)
1976年8月、千葉県柏市生まれ。 スポーツやアルバイトに明け暮れる学生時代を過ごし、大学卒業後はジャスダック上場のコンサルティング会社に就職。 1日12時間を超えるハードワークに鍛えられ、またベンチャー企業ということもあり、管理職も含めた様々な経験を積む。 その後Web会社の役員等を経て、2015年、中小企業診断士の資格を活かして、財務コンサルタントとして独立。 しかし、顧問先の抱える課題や問題は財務に留まらないことに気づき、“その時、必要だと感じた資格勉強”を継続することに。 結果、人事労務マネジメントに対応するために社会保険労務士、外国人材活用のために行政書士、不動産の固定費問題解決のために宅地建物取引士…と、難関資格を次々に取得。 独立後も現状に満足せず、サービスを広げ続けている。 武器は、23年の経営コンサルタント経験、1500社以上に携わってきた実績、保有資格、そしてそれらに裏付けされた総合的なアドバイス。 クライアントの現状、課題、要望を見極め、“今、必要なサービス”を提供することを信条としている。 本来の業務に注力したい経営者をフルサポートできるよう、“バックオフィスの総合商社”となるのが目標。 ■資格 中小企業診断士 社会保険労務士 行政書士 宅地建物取引士 CFP®
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